知っているともしかしたら役に立つかもしれない道路のトリビアをクイズにして紹介!
第1回目のテーマは「海の上の国道」。国道って陸の上に走る道だけじゃないの?と思った方、ぜひクイズにチャレンジしてみてください!
Q:国道のなかには橋や海底トンネルといった海の上を通る国道が全国に24路線(重複国道を含めると27路線)あります。
次のうち「海の国道」として存在しないのは?
A:国道58号(区間:鹿児島鹿児島市~沖縄県那覇市)
B:国道259号(区間:三重県鳥羽市~愛知県豊橋市)
C:国道280号(区間:北海道函館市~青森県青森市)
D:国道350号(区間:新潟県新潟市~新潟県上越市)
A:すべて「海の国道」
国道とは陸上にあるものばかりでなく、フェリーボートなどによって道路と道路とを結ぶ1本の交通系統としての機能があると判断されれば、国道と認められます。
なかでも鹿児島市から種子島、奄美大島を経由して沖縄県那覇市へと続く国道58号は、海上区間を含めると857km(道路区間は255.5km)あり、日本で最も長い海の国道となっています。
ほかにも海の国道としては、愛知県の伊良湖港と三重県の鳥羽港を結ぶ国道259号。新潟県の上越港~小木港~佐渡島~両津港~新潟港を「海上→陸上→海上」と周遊する国道350号が有名です。
ちなみに国道280号が通る海上区間には、現在、フェリーボートは就航していませんが、その海底には北海道新幹線などが通る青函トンネルが通っています。